相続財産を受けいれるかどうかは相続人の自由です

相続財産には積極財産と消極財産、言い換えればプラスの財産と
マイナスの財産があります。

たとえば、住宅ローンで郊外に家を買った場合、家からローン返済分を
差し引いたものが財産の中身です。
家は相続するが、ローンは嫌だなどというわがままは許されません。

相続する、しないの決定は自由ですが、相続する以上は、プラスと
マイナスの両方を相続することになります。

相続人は、プラスの財産だけでなくマイナスの財産も相続の対象になることを
十分理解して、相続するのか放棄するのかを決める必要があります。

借金もれっきとした相続財産ですから、被相続人の死亡によって、
相続人はその債務を承継します。
しかし、数千万円の借金を背負って、遺族は一生借金地獄の苦しみに
耐えなければならないわけではありません。

民法では、相続財産を受け入れるか否かを、相続人の自由な選択に
まかせることにしています。

借金も含めた相続財産を受け入れることを相続の承認、債務はもちろん
財産の受け入れを一切拒否することを相続の放棄といいます。

«
 

トラックバックURL