横浜で開業する司法書士の運営するサイト

概略だけ触れて、後で詳しく述べておきますが
公正証書遺言は、
公証人との事前の打ち合わせを経るため、内容の整った
遺言を作成することができます。証書の原本は
公証役場に保管され、遺言者には正本・謄本が交付されます。
遺言書の検認は不要です(1004条2項)。
公証役場を訪問して作成するほか、
公証人に出向いてもらうことも可能とされています。
遺言内容を公証人に口授し、公証人が証書を作成する方式です。
証人2名と手数料の用意が必要となります。
推定相続人・受遺者等は証人となれないのです。

秘密証書遺言は、
遺言内容を秘密にしつつ公証人の関与を経る方式です。
遺言者の氏名と住所を申述したのち(同項3号)、
公証人が証書提出日及び遺言者の申述内容を封紙に記載し、
遺言者及び証人と共に署名押印する必要があります(同項4号)。
遺言書の入った封筒は遺言者に返却され、自筆証書遺言に比べ、
偽造・変造のおそれがないという点はメリットがありますが
紛失したり発見されないおそれがあることもいえます。
証人2名と手数料の用意が必要であるほか、
証人の欠格事項も公正証書遺言と同様で、
代筆やワープロ打ちも可能ですが、遺言者の署名と
押印は必要であり(970条1項1号)、その押印と同じ
印章で証書を封印する(同項2号)必要があります。
代筆の場合、証人欠格者以外が代筆する必要もあります。

おすすめページ